最近では、年会費が0円のクレジットカードが増え、クレジットカードを複数所有している方も多いと思います。そんな中でも、大手ショッピングモール、イオンのカードは人気を集めています。
では、イオンカードにはどのようなメリットがあり、反対にデメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。今回は、イオンカードについて詳しくご紹介するとともに、楽天カードとの比較も合わせてご紹介していきたいと思います。
イオンカードのメリット
それではイオンカードのメリットからお話していきましょう。
1.20日・30日は5%オフ!
イオングループでのお買い物の際、お客さま感謝デーを利用すれば、代金から5%オフすることができます。これには必ずイオンカードの掲示が必要となりますが、カードを持っているだけでお得になるということです。
イオンだけでなく、マックスバリューやビブレなども対象となっているので、全国で利用できる店舗数がかなり多いところも魅力といえるでしょう。
2.優待パスポートで20%オフも
イオンカードをお持ちの方には優待ハガキが届き、お得なキャンペーンの紹介や優待サービスへの招待が受けられます。この優待サービスも合わせると、感謝デー以外にもお得にお買い物ができる日が増えることになります。
年会費が無料なのに加え、ゴールドカードへのランクアップも無料で可能となっているため、イオンカードを選ぶ方は年々増えているのです。
イオンカードのデメリット
では、デメリットにはどのような点が挙げられるのでしょうか。
1.イオンカードとWAONカードのポイント交換が面倒
イオンのカード払いでたまるのはときめきポイントというもので、WAONという電子マネーによりたまるポイントとはまた異なっています。どちらのカードも作られている方が多いのですが、ポイントの交換作業が分かりづらいと感じている方が多いようです。
やはりポイントを売りにしているクレジットカードとは異なり、ポイントの利用というよりは割引のためのカードとして利用している方がほとんどなのでしょう。
2.イオングループ以外のお買い物ではお得感なし?
イオングループでのお買い物には割引がきくためお得感がありますが、その他のスーパーやデパートなどでの利用には、お得感はあまり感じられないといえます。
イオン系列のスーパーなどをよく利用するという方は、持っていて損はないカードといえますが、利用しない方にとっては、あまり利点は感じられないかもしれません。
新登場のイオンカードセレクトについて
従来のイオンカードでは、クレジット機能がついたものとWAONカードは別もので、どちらも別々に申し込みをして作成するものとなっていました。しかし最近登場した「イオンカードセレクト」なら、クレジットとWAONを一体化させることができるのです。
イオンカードセレクトのお得ポイント
イオンカードセレクトのお得ポイントは、WAONとクレジット機能が一体化したことだけではなく、イオン銀行のキャッシュカード機能もそなえているということです。
イオン銀行は預金の金利が高いため、今利用者が増えている銀行です。セレクトカードを作ることで、同時にイオン銀行の口座も開設することができるため、お得感が高いといえるでしょう。
従来のイオンカードからの切り替えも可能
それなら従来のイオンカードからセレクトへ切り替えたい!と思われた方も多いかと思います。もちろん、現在クレジット機能のみのイオンカードをお持ちの方も、セレクトカードへの切り替えは可能となっています。
WAON発行手数料、口座開設費用、入会費や年会費についてもすべて無料となっているので、この機会にセレクトカードへの切り替えを考えてみるとよいかもしれません。
イオンカードと楽天カードの比較
では最後に、イオンカードと楽天カードを比較してみたいと思います。二大人気といってもいいくらい、この2つのカードをお持ちの方は多いでしょう。メリットやデメリットにはどのような違いがあるのかご紹介します。
・年会費…どちらも無料
・ポイント特典…楽天カードの方がかなりお得(3倍~10倍までのキャンペーンが豊富なため)
・ポイント交換…楽天カードは楽天市場で使える、イオンカードは商品券、または景品などに交換できる
・ETCカード…イオンカードは年会費無料、楽天カードは年525円必要
使う用途によって選ぼう
違いを見ても分かるように、やはり楽天の一番のメリットはポイント還元率の高さでしょう。イオンカードが0.5%に対して、楽天カードなら1%、さらにポイントも1ポイントからお買い物に利用することができるのです。
ネットでのお買い物が中心となっている場合は、楽天カードの方がよりメリットを感じられるかもしれません。
ただ、イオンカードはやはりイオングループでのお買い物には強く、セレクトなら金利の高いイオン銀行の利用手続きがあっという間に完了となります。そのため、この2つのカードはどちらもお得感が高いカードといえるでしょう。
クレジットカードは、発行元の会社によってお得度がそれぞれ異なります。クレジットカードのメリットを最大限に引き出すことができるかどうかは、あなたが生活の中でどんなお店を利用することが多いのか、何を買うことが多いのかを見極めることが大切です。ぜひカードを作成する前に見直してみて下さいね。