今更聞けないマイナンバーについて!通知カードと個人番号カードの違いは何?

マイナンバーが付与され、早くも1年が過ぎました。一時はメディアなどでも頻繁に取り上げられていましたが、まだよく理解されていないところもたくさんあります。今、自分の手元にあるのは「通知カード」なのか「個人番号カード」なのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、この2つのカードの違いについてご紹介していきたいと思います。使い方についても解説していきますので、参考にしてみてくださいね。

通知カードと個人番号カードは何が違うの?

まずは、2つの違いからお話していきましょう。

通知カードとは

・すべての人に付与される(住民票をもつ)
・顔写真なし
・身分証明書としては使用できない

通知カードについては、住民票をもつすべての人に付与されるカードになります。手元に届いたとき、紙製なことに驚かれたのではないでしょうか。

マイナンバーの他にも、あなたの名前や生年月日といった基本的な情報が記載されています。

個人番号カードとは

・発行を希望する人にのみ付与される
・顔写真あり
・身分証明書としての使用が可能
・電子証明書の搭載
・電子申請の使用が可能

個人番号カードは、発行を希望した方のみが所有しているカードになります。通知カードを受け取ってから発行の手続きを行っていないのであれば、あなたの手元にあるのは通知カードということです。

このカードには、マイナンバーや基本情報はもちろん、あなたの顔写真が掲載され、身分証明書として使用することができます。

いかがでしょう。通知カードは基本的にマイナンバーが記載されているだけのカードということが分かりますね。身分を証明するカードとしても使用できないため、特に用途はないといえるでしょう。一方、個人番号カードは使い道がたくさんあるため、持っておくと便利なカードといえます。

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個人番号カードの使い方について

では、実際個人番号カードはどのように使用することができるのか、使い方についてご紹介していきましょう。

1.身分証としての使い方

身分証=運転免許証や保険証といったイメージがあったと思いますが、個人番号カードがその代わりを担ってくれます。運転免許を持っていない方でも、顔写真付きの身分証明書になるため、色々な手続きで利用できるでしょう。

2.電子申請での使い方

e-Taxにて確定申告を行う際、個人番号カードが有効活用できます。使用するためには、個人番号カードの電子証明書をe-Taxへ登録し、カードリーダーを用意する必要があります。

3.公的証明書発行での使い方

個人番号カードは、コンビニエンスストアでの公的証明書発行の際に使用することができます。マルチコピー機の行政サービスにて証明書の交付を選択し、個人番号カードを読み込ませるだけで完了です。

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個人番号カード発行にはメリットがたくさん!

個人番号カードは、色々なことに使用できるということがお分かりいただけたかと思います。特に、コンビニで公的証明書が発行できるのであれば、役所での面倒な手続きから解放されますよね。住民票の他にも、印鑑登録証明書や各種税証明書、戸籍証明書なども発行することが可能となっています。

こうして使い方やメリットを知ると、個人番号カードを発行しようかな?と思われた方も多いのではないでしょうか。通知カードに同封されていた申請書と返信用封筒があれば、顔写真を用意して投函するだけで発行手続きができますよ。

また、オンライン申請も可能となっています。オンラインの場合、自宅での顔写真撮影ですむため、とても手軽に申請が出来ますよ。これを機にぜひ発行し、活用してみましょう。