車をもつ全ての人にかかるコストの一つに車検があります。車検を受けないことは違反につながるので、必ずかかる費用といえますね。
そして、車検代というと車種にもよりますが10万円を超える場合もあり、高額なイメージを持たれている方がほとんどでしょう。そのイメージ通り、決して安いものではありません。しかし、車の知識ゼロでも車検代を節約する方法はあるのです。
車検にはどんな費用がかかっているの?
まず、車に関する知識がなくてもどのような作業にどれくらいのコストがかかっているのか、知っておくことが大切です。
・保険料と税金
自賠責や重量税といった費用の支払いは義務となっているため、すべての人が支払う必要のあるものです。
・点検に関するもの
車検の目的は、車両に不備がないか点検することにあります。エンジン、ブレーキ、さまざまな箇所を点検するための検査費用、そのための作業工賃がかかります。
・部品代金
点検をした際、交換した方がよい部品があれば、部品を購入し交換してもらうことになります。特にタイヤは高額なので、タイヤ交換するとなると車検代も跳ね上がることになるでしょう。
費用を抑えるための方法
では、車に詳しくなくても車検の費用を抑えるためにはどうすれば良いのでしょうか。その方法について解説していきたいと思います。
1.民間車検場を利用する
車を購入したディーラーに車検も任せているという方も多いかと思います。しかし、車に詳しくない方程、安易にディーラーに任せてしまうと費用が高額になる傾向にあるのです。
その点、民間車検場なら作業工賃が第一に安くなりますし、キャンペーン期間を狙えばさまざまな特典を得ることが出来ます。オイル交換の無料券配布や、タイヤの割引などを実施しているところも多数ありますよ。
2.保険契約期間を長くする
自賠責保険料は、必ずかかってくるコスト+節約できないと思われがちですが、実は節約方法があるのです。
それは、契約期間を長くすることです。基本的に契約期間は2年間となっていますが、3年契約にすることで8千円程度節約することができます。
3.カー用品量販店の会員になる
イエローハットやオートバックスなどのカー用品専門量販店では、点検や整備、部品交換なども行っています。そして、会員になると作業工賃がタダになるなどのサービスが受けられます。
車検の際に全て交換しなくても、点検やオイル交換などはこういった量販店を利用することでポイントもたまりますし、車検代を節約することにつながります。たまったポイントはカーアクセサリーなどに利用することができるため、お得に購入することができますよ。
比較サイトを有効活用しよう
ディーラー、民間車検場どちらともで車検を受けたことがある方におすすめなのが、比較サイトの利用です。
ディーラーの価格と、利用したことがある民間業者の価格が分かっている分、どのくらい節約できるかがとても分かりやすくなります。店舗まで出向く、電話で見積もりをとる、というのは面倒ですが、こういったサイトで調べるだけなら簡単ですよね。
新車購入の際、はじめはディーラーでの車検を選択する方が多いと思いますので、その際の価格を帳簿付けしておくと良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。節約できないと思っていた費用でも、少しの工夫で費用を抑えることができるのです。車に詳しくないと、どうしても言われるがまま部品を交換してしまいがちですよね。どこの業者を利用する場合でも、「乗る頻度や条件によっては、次の車検でも大丈夫ですよ」というような提案をしてくれるなど、良心的なお店を選ぶこともポイントです。ぜひ参考にしてみて下さい。